松川えりのてつがく日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川えりのブログです。

アーダコーダ読書会『ゼロからはじめる哲学対話―哲学プラクティス・ハンドブック』

9月10日(金)の夜は、アーダコーダのオンライン読書会。

執筆者のひとりとして第2回のゲストにお招いただき、参加してきました。

 

ardacoda.com

 

この本の、第2章を読んで、気になることをあーだこーだと語り合いました。

 

いやはや、この企画、思った以上によいです!

 

この本って、執筆者も自分が担当した箇所以外はほとんど読者と同じ立場なので、自分が読者として思ってたことを他の人とあーだこーだ話すのも楽しいし、

執筆者として自分が執筆したところにコメントもらえるのもうれしいし、

なにより、本を介して哲学プラクティスについてあれこれ振り返ったり考えたりするのって、こんなふうに充実した時間になるんだ!と感じました。

本を読んで話すんだけど、本について話すというより、本を介して実践について話してる感じ。

だけど、本があることによって、それぞれの場で哲学プラクティスに関わってる人たちのバラバラの体験のなかでも、共通の関心が探りやすいというか‥‥‥。

 

企画者の井尻さんの‥‥‥

  1. 参加者に本の感想をきく、
  2. ゲスト(執筆者)に感想の感想をきく、
  3. 参加者に1つずつ問いを出してもらう
  4. ゲストがみんなで話す問いを選ぶ
  5. 問いについて話す

‥‥‥というやり方のおかげもあって、短い時間のわりにギュッと内容の濃い時間を過ごせた気がします。

今回は「哲学プラクティスの弱点は?」という問いを選ばせていただき、対話をとおして最後に「ちゃんと話すってどういうこと?」「“難しい”と“できない”をどうやって見分ける?」といった問いをお土産にいただきました。

もちろん、全部語り尽くせたわけじゃないけど、一人で本を読んだり哲学プラクティスをしてて、モヤ〜としてたことを言葉にしたり、問いの形でお持ち帰りできたので、今後も考え続ける大きなヒントになると思います。

 

アーダコーダさん、井尻さん、参加者のみなさん、貴重な機会をありがとうございました。

 

この読書会、毎回1章ずつ読むので、第3回、第4回、第5回と続きます。

もちろん、連続でなく1回だけの参加もOK。

第3回は10月4日(月)の夜で、ゲストは小川泰治さん。

主にこどもの哲学を実践されてる方で、哲学プラクティショナーとしてとても真摯な方。

読む章は「第3章:対話の実践方法」ってタイトルだけど、表面的な方法論ではなく、人と人とが接するってどういうなのかということ考えながら、方法についても考えられるんじゃないかなと思います。

気になる!という方は、こちら から詳細・お申し込みどうぞ。

 

ついでに、本を介して哲学プラクティスについて語り合う場ということで、10月16日(土)にカフェフィロが開催するこちらもご紹介しておきましょう。

cafephilo.jp