てつがくやさんの気まぐれ日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川えりのブログです。

映画『どうすればよかったか?』

映画『どうすればよかったか?』を観てみました。

 

dosureba.com

 

めずらしく、パンフレットも買いました。

 

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以下、ネタバレご容赦を。

 

家族の難しさというか、家族のなかに夫婦と親子がいることの難しさを、感じました。

自分の家族を思い出しながら。

自分の家族とは全然ちがう家族なのに、家族に感じている難しさは共通するような気がする。


「パパ」も「ママ」も「おねえちゃん」も「ぼく」も、みんないい人で、たぶん、みんな困ってる。

困ってるなら助け合えればいいのだけど、それが難しくて、また困る。

 

いつも映画を観た後は、自分の生活とは別世界から帰ってきたような時差ボケでぼーっとしてしまう。フィクションでもドキュメンタリーでも。

なのに、この映画は、一切、時差ボケを感じなかった。

それぐらい、自分の生活や人生と同じ世界だというリアリティがあった。

 

家族みんないい人なのに、助け合うのが難しいのは、そして第三者に助けを求めるのが難しいのは、なぜなのか。

 

 

 

明日の哲学喫茶のテーマ、「自分と他の人の境界」とも、どこかでつながってそうな気もするし、そうとも限らないような気もするけど、どうだろう?

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