1月13日(木)は、大元公民館にて、子育てモヤッとニコッとカフェでした。
テーマは、満を持しての「男・女になぜこだわるの?」。
これまでも別のテーマのなかで、日常生活のなかで感じる男女の不均衡さについてちょこちょこ言及されてきましたが、今回は正面からテーマとして取り上げることに。
子育てをとおして気づかされた、自分のなかのジェンダーバイアス。
(男の子は女の子を家までおくっていくべき、ランドセルの色など)
子どもが自分の性別にこだわるのはなぜ?
家事は女らしくて、大工仕事は男らしいって本当?
個性による役割分担と性別による役割分担、見分けられる?
男女に分けて捉えることの、メリット、デメリットは?
個人的には、
「中性的にすればいいってわけでもない」という点と、
あえて「男女に分けて捉えることのメリットは?」と問いかけてみたなかから出てきた
「男女に分けるのはコスパがいい、多様性はコストがかかる」
という指摘が、興味深かったです。
コスパに抗うべき場合や理由についても、ひきつづき考えてみたい。
参加者から印象深かった点としてあがったのは、「自らすすんでやるのと、他の人から求められてやるのはちがう」という点。
たしかに、自分の好きや得意がたまたま「女らしい」と言われがちなものと重なるのと、「女なんだからこうしろ」と言われるのは、全然ちがう。
「これって、ジェンダーバイアスかなとモヤモヤしていたけれど、個性でそうなっている場合もあるとわかって、腑に落ちた」
「自分のなかの凝り固まった思い込みが、だいぶやわらかくなってきた」
といった感想も、聞いててなんだかうれしくなりました。