7月24日は、Ziba Platformさんのオンライン哲学カフェでした。
テーマは「自分らしさって大事?」。
「自分らしさを出せなくて、しんどい」という悩みと、
「自分らしさを求められすぎても、窮屈」というモヤモヤ。
正反対だけどどちらにもうなづく人もいるような、そんな二人のことばからスタートし、「自分らしさってなに?」をめぐる対話が繰り広げられた2時間でした。
- 相手や場所によって、出せたり出せなかったり。
- 他者との比較によってはじめて生じるもの?
- 他者のなかのイメージと自分で思う自分像のズレ
- 「らしさ」と「好き」はちがう?
- 認めてほしいのにスルーされちゃう? 演じることもある?
といった切り口が出るなかで、序盤から最後まで残ったのが、自分らしさは、自分を知ることによってわかるものなのか、それとも他者から見た自分なのか問題だったような気がします。
特に終盤は、“自分”と“自分らしさ”の関係をめぐって掘り下げるなかで、
- それがないと自分でいられなくなるような核のようなものがあって、“自分らしさ”はそれと関連しながらもその都度変化しうるものとして周辺にある
という説と、
- “らしさ”はあくまで他者からみたもので、“自分”そのものとは別物
という説と、2つの大きな説の存在が明らかに。
終了後も‥‥‥
もしかしたら“自分らしさ”に対するモヤモヤは、この2つの“自分らしさ”のギャップから生じているのでは?と思ったり、
また、“好き”との関係についても、自分の好きなものを奪われるとなぜあれほど自分だか自分らしさだかが損なわれるような気がすんだろう?と疑問が湧いてきたり、
明らかになったそこからまた疑問が湧いてくるような対話となりました。
ご参加くださったみなさん、Ziba Platformのみなさん、ありがとうございました。
次回は、9月25日に開催の予定。
テーマなど詳細はまた、決まり次第HPやfacebookでお知らせします。