選択的夫婦同姓・別姓について語る会を、再び開きます。
なんと今回は、自民党でワーキングチーム座長を務める逢沢一郎さんもお迎えしての開催!
逢沢さんがいらっしゃるのは途中30分〜1時間程度の予定ですが、当事者と議員さんが直接語り合う貴重な機会なので、お近くでご都合のあう方、ご関心のある方はぜひ。
お申し込みフォーム
https://forms.gle/rCjb2vUtwEsmAXuz8
実は、逢沢さんには8月にも事務所にうかがって、当事者として面談してまして。
1時間半にわたって、あすにはの資料をみながら、事実婚や旧姓使用の困りごとや悩みに耳を傾けてくださいました。
本当は9月のぼそぼその会にご参加いただきたかったけれど、その日は先約があるということで叶わず。
衆院選前のこんなタイミングで、なんとか実現に至りました。
アプローチしてみるもんだなぁ。
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ちなみに、前回のぼそぼその会にはこんな方が参加されていました。
- 法律婚をして旧姓使用で生活しているけれど、本当は名前を変えたくなかった方
- 一人っ子で親から家を継ぐように幼い頃から言われて育ち、夫が姓を変えてくれたけれど、夫に負担をかけてないか気にかけている方
- 事実婚で子育てをしている方
- 事実婚だったけれど、病気や住宅ローン、パートナーの海外赴任をきっかけに法律婚をされた方(私もこのタイプ)
- 弁護士としてこの問題に関心のある方
選択的夫婦別姓を望む理由も、いろいろ。
私の場合は仕事上の困りごと*1だけど、仕事上は困らないけれど深刻なアイデンティティの喪失を感じている方も。
自分よりひと回り若い人が悩んでいるのを見ると、30年前に選択的夫婦別姓制度が実現していれば、この人の悩みはなかったのにと、もどかしい気持ちになります。
もちろん、結婚観、家族観に関わることだから、いろんな考えの人がいる。
ファミリーネームが家族で異なることに違和感のある人もいれば、「選択的夫婦別姓を認めたら、戸籍がなくなってしまうのでは」と心配している人もいるでしょう。
いろんな考えや感じ方の人がいるなかでの、一番いいあり方、進め方がなんとか見つかりますように。
*1:学生時代の活動の延長線上で仕事をしているため、旧姓で仕事をしてるけれど、税金の手続きは戸籍名なので、取引で書類を記入するたびに、どの書類にどちらの姓を書くか確認する必要あり。また、団体代表で銀行口座を作る際には、代表者名を「身分証明書に記載の名前と同じ名前じゃないと口座をつくれません」と言われました。