昨日10月19日(月)は、大元公民館にて“子育てモヤっとニコッとカフェ”でした。
テーマは、前回の対話のなかからでてきた「理想と現実」。
まず、前回(「期待が重荷になるのはどんなとき?」)このテーマを提案してくださった方より、この1ヶ月のあいだの劇的な変化について報告が!
「前はがんばって毎日あれをしてこれをしてって予定を立ててたけれど、
試しに予定を立てずに子どもの気の向くままに任せて一緒に遊んでみたら、
子どもも私ものびのびりして、とてもいい感じなんです」
たしかに、心なしか前回より表情も明るくリラックスした感じ!
そもそも、前回参加しようと思ったのも、何かを変えたい気持ちがあったからということですが、この子育てカフェでの対話が、こんなふうに実際に何かを変えるきっかけの1つになるって、うれしいな。
話すだけでも楽しいけれど、その内容が机上の空論じゃないって、暮らしにおいても、真理を探究する哲学にとっても、すごく大事。大事にしたい。
その後の展開は、
先ほどの報告や習い事の選択などに親の好みや理想が反映されちゃうという話題から、
「お母さん」というイメージ(=理想?)の影響、
親の理想と子どものあいだ、あるいは妻と夫のあいだの理想のズレ、
そのズレにどうやって気づけるか?、
なんの理想をもたないってことってできる?、などなど。
さらに、話題は広がって、
ある人にとっての「普通」が、別の誰かにとっては実現困難な「理想」になってしまう問題、
「迷惑かけちゃダメ」は理想?問題からの、「迷惑」をめぐるあれこれ。
‥‥‥というように、理想と現実のギャップだけじゃなく、理想と理想のギャップ、理想と普通のややこしい関係についても考えさせられる内容でした。
赤ちゃん連れの方がピクニックシートを持ってきてくださったので、長机+椅子席とピクニックシート席とで、ソーシャルディスタンスをとりつつ和気藹々とした雰囲気のなかで対話することができました。
来月は、「いい夫婦って?」について話し合う予定です。