北大の研究プロジェクトで、札幌にきています。
灯台珈琲さん、作業できるし、居心地いい。
で、本棚にこんなの見つけました。
それぞれのワードにどんな「てにをは」が続くか、教えてくれる辞典。
ちょうど書きかけの文章で、「居心地が悪くなる」ではなく「居心地を悪くする」っておかしくないっけ、となってたので、確認。2つ目にありました。
なるほど、「文章を書くときの手助け」となる辞書ってこういうことか。
ひさしぶりに紙の辞書を触りました。
たのしい。
ついでに、だいぶ前から気になっていたこちらも手にとってみる。
いきなり、「無知くん」と「親父くん」の対話がはじまって、びっくりした。
想像してたのと、ちょっとちがうかも。
「知識とは何か?」「学ぶとは何か?」さらには「人間とは何か?」までを考えようというのは、独学の実用書であるべき本書で扱うには大きすぎるテーマにも思える。
けれど、前提を見つめなおし根源を問うことは、必ずしも実践から縁遠いものではない。そうした問いは、逆立しても読めそうにない難解な専門書に封じ込められているのではなく、現に何かに取り組んでいる人たちが思わず口にしてしまうような問いから生まれてくるのだ。(『独学大全』、PP.12-13)
学ぶことは結局のところ、自分のバカさ加減と付き合うことだ(慣れ合うことじゃないぞ)。つまり、より長く学ぶことは、それだけ長く自分の頭の悪さに直j面し続けることだし、より深く学ぶことは、それだけ深く自分の間抜けさと向かい合うことだ。(『独学大全』p.136)
勢い余って、半分ぐらい読んでしまう。