先週末、7月17日(土)は、一般社団法人 哲学相談おんころさんにゲスト進行役としてお招きいただきました。
がんや難病の患者・家族、そして医療者たちが対話するおんころカフェ(現在はオンライン)を実施されています。
わたし以外のみなさんはこれまでにも参加したことのある方たちでしたが、参加者同士は「はじめまして」の方もいらっしゃるということ。
お互いのことも知り合えるといいなということで、ハワイの子どもの哲学の方法を参考にして、ひとりひとり3つの質問‥‥‥
- よんでほしい名前は?
- 私にとって、がんって?
- 最近、気になることを一言で
‥‥‥に答えてもらってから、最近気になることからテーマを選ぶことに。
なんどか投票を繰り返した結果、「時間ってなんだろう?」が選ばれました。
身近な方の死や病と向き合うなかで、あるいは妊娠や子育てなどの経験について、主に
- 目標やゴールを目指して進む直線的な時間と螺旋的な時間のちがい、
- 時間を「使う」「所有する」「奪う」「味わう」「共有する」
のちがい
といった視点から、掘り下げることができました。
わたし個人としても、自分と持病(がんではありませんが)との関係について、「時間」という切り口から掘り下げることによって、これまでとは別の視点から捉え直すヒントが得られ、興味深かったです。
これまで「病気に時間を奪われている」と感じていた経験が、「時間を味わう」「時間を共有する」という視点からみると、またちがって見えてきそう。
おんころカフェのみなさん、ありがとうございました。