2月1日(土)は県北の津山市へ、Ziba Platformの哲学カフェでした。
テーマは、「友達と仲間の違いって?」。
アンケートをヒントに設定したテーマ。
希望をだした人は「友達や仲間について考えたい」ということで特に「違い」が気になっていたわけではなかったそうです。
が、話してみると、
友達と仲間を明確に区別している人と、友達と仲間を区別していない人。
「仲間は目的を共有している人で、友達は目的などは共有していないけど一緒にいたい人」と区別の仕方は同じだけど、“友達”のほうに強い絆を期待し憧れると同時に難しさを感じている人と、全く逆に“仲間”のほうに強い絆と憧れを感じている人。
違いの“友達”や“仲間”の認識の違いのギャップに驚くところから対話がスタート。
‥‥‥というか、最初から最後まで、その驚きを味わう対話だったような気がします。
他にも、
友達と対等な関係を期待する人、「そもそも対等な関係なんてほとんどない」という人。
「価値観が同じじゃないと友達にはなれないのでは」という人と、「全然ちがっても相手を尊重すれば友達でいられる」という人。
「目的をともにしていても仕事の同僚は“仲間”じゃない」という人と、“仲間=友達”と新事業に取り組んでいる人。
などなど、様々な切り口で参加者同士の認識のちがいが浮かび上がってきて、こっそり「哲学は驚きに始まる」という言葉を思い出し、噛み締めておりました。
なかでも個人的にいいお土産をもらったなと感じたのは、
「上下関係があっても、対等でいられる。なぜなら下からも相手をみてるから」(両方主体であり客体であるという意味では対等)という意見と
「動物とも友達になれる?」という疑問。
そういうふうに考えたことなかったけど、考えてみたら意外としっくりきて、「私ってこういうふうに思えるんだ!」と自分の思考を新たな側面から見直すことができました。
また、今回でてきた「本当のことを言ってもいい?」や「偽善者って?」という疑問についても、ぜひまた一緒に考えてみたいです。
参加者のみなさんにも、そういうお土産あったかな?
ご参加くださったみなさん、Ziba Platformのみなさん、ありがとうございました。