昨日は、家族のためのがんカフェを開催しました。
前回は、遺族の方も一緒でしたが、今回は、闘病中のがん患者さんを支えるご家族限定。
前回、予想以上に盛況だったので、お部屋も広め、時間も3時間と、ゆとりをもってご用意してよかった!
ゆったり時間を過ごしていただくことができました。
前回つくったコミュニティボールをつかって‥‥‥
最初の1時間は、ウォーミングアップがてらご用意した質問に答えていただきながら、現在の状況やがんという病いについて思うことなど(W杯の話題も!)。
次の1時間は、患者さんとの関係、周囲の人との関係を中心に。
最後の1時間は、医師との関係、医療制度や情報の活用の仕方について。
仕組んだわけではないのですが、みなさんの「同じ立場の人に聞いてみたかったこと」から、バランスよくいろんな話ができた気がします。
ご家族が告知を受けて間もない方もいれば、何年もがんとお付き合いのある方も。
がん患者さんとの関係も、配偶者、実親、義父母、子どもなど様々。
「がん患者の家族」という点では共感しながらも、
「子どもの立場からみたらこうだけど、配偶者の立場からみたらどうですか?」
「うちは治療を始めたばかりだけど、がんとつきあいの長いご家族の気持ちは?」
などなど、みなさん立場や状況のちがいもうまく活かしながら、ご自身の気持ちや状況を整理されている様子。
「周りを心配させすぎてもいけないと話せずにいたけれど、気持ちを言葉にできてよかった」
「他のご家族がどうしているのか、自分にはなかった視点も聞けて、参考になった」
といったご感想をいただきました。
7月31日開催予定のご遺族対象のがんカフェも、引き続き参加者募集中です。
また、8月はお休みさせていただきますが、その次は土曜日か日曜日に開催できないかと模索中です。
詳細決まりましたら、またお知らせいたします。