4月10日(木)は、学生時代からお世話になっているグリーングラスのみなさんと、王子公園で哲学ウォークを楽しんできました。
午前中、みなさんより一足先に行って、下見。歩くルートを考えます。
広いので、実際に歩いたのは、このごくごく一部です。
2年前の前回は車椅子参加の方がいたので、舗装されたとこに限定したけど、今回は「歩けます!」ときいたので、階段やちょっと裏道っぽいところもルートに加えました。
午後13時半、集まったみなさんに哲学者の言葉が書かれたクジをひいてもらって、いざ出発!
クジに書かれた言葉に関連しそうなスポットを探しながら、ぞろぞろと歩きます。
個人的ハイライトは、8人中2人が立ち止まった、ここかなぁ。
ひとりめは「恐れることが一番の恐れである」(ヘーゲル)という言葉をひいた人。
「この階段をあがったら、どうなっているのだろう?」というドキドキとともに「未知の世界」というコンセプトをあげてくれました。
もうひとりは、「自尊心のないところに、どうして真の幸福がありえよう」(ラッセル)という言葉を引いた人。
「この階段をあがった場所で、昔子どもたちと遊んだ幸せな記憶が蘇ってきた」ということで、「過去」というコンセプトをあげてくれました。
同じ場所なのに、この先がどうなってるか知ってる人と知らない人とで、ここまで真逆のコンセプトが出てくるなんて!
他にも、桜の開花予測にふりまわされちゃったことを思い出してみたり‥‥‥
水の流れに時の流れを重ねてみたり‥‥‥
うららかな心地よさと、人生や人生観を垣間見るウォークでした。
ちなみに2年前の哲学ウォークは、こんな感じ。