さて、4月末の哲学ウォーク第2弾は、神戸の王子公園にて。
学生の頃からお世話になっている、グリーングラス(以下、グリグラ)のみなさんと。
コロナ禍で何度も延期を繰り返し、コロナ禍以降初の再会でした。
なかには10年ぐらいぶりにお会いする方もいて、感動!
もともとは子育てサークルだったグリグラですが、いまやみなさん、子育ても一区切りつき、新たな人生を歩んでらっしゃるのだなぁ。
以前は鈴蘭台で活動してらっしゃいましたが、いまはお世話役の先生が王子公園駅から徒歩5分のところで、保育と子育てを語り合うサロンを開いてらっしゃるということで、グリーングラスのみなさんもそちらで活動されているそう。
ずいぶん長いことお世話になっているのでネタ切れになりそうだったのですが、地図を見て王子公園のすぐそばだと気づいた瞬間「哲学ウォークできるやん!」と、提案。
グリグラ初の哲学ウォーク実施となりました。
参加者6名と少人数だったので、わたしもナビゲートしながら参加します。
ひいたのは、愛生園の分かれ道で立ち止まらせてくれた、あの言葉。
過去にゴミがたくさん捨てられて、未来のためにこの注意喚起がつけられたのかなぁと思って、ここにしました。
「未来はわからないのに、どうやって現在に影響を与えるの?」という質問を選んで、再び歩きます。
公園の脇にある、地域福祉センターの看板の前で‥‥‥
神戸の気候でよくぞここまで大きく育ったなぁ、オリーブの木を前に‥‥‥
今回は、足の弱い方もいらっしゃたので、交代で車椅子を押しながら歩いたのですが、それがまたいくつかの発見につながった気がします。
木の根に押し上げられてできた凸凹道を感じながら‥‥‥
活動場所のサロンが見える交差点で‥‥‥
参加者が写ってないスポットはこれぐらいかな。
他には、こんな言葉がありました。
哲学者の言葉に共感する人もいれば、共感できないながらも「ここなら」となんとかしてスポットを選び出す人も。
一人一つずつ質問する場面で、最初は質問を捻り出すのに苦労していた人も、終わる頃にはすんなり質問が出てくるように。
最後にサロンで、それぞれの質問について考えたを共有していると、みなさん、哲学者の言葉とスポットと自分自身の人生を重ね合わせてあれこれ考えたことがうかがえました。
GWにもう一回、今度は岡山市内で哲学ウォークをする予定です。
哲学ウォーク三昧の春。
今度は、どんな言葉を忍ばせようかなぁ。