てつがくやさんの気まぐれ日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川えりのブログです。

「“お母さんらしい”“お父さんらしい”ってどういうこと?」@大元公民館

昨日は大元公民館にて、“子育てモヤっとニコっとカフェ”を開催。

子育て中の方が対象の哲学カフェです。

お馴染みさんに加え、初めての方が4名も来てくださいました。

 

「“お母さんらしい”“お父さんらしい”ってどういうこと?」というテーマをきっかけに出てきた話のポイントをあげると、こんな感じかなぁ。

 

  • “お母さん”という世間的イメージからくるプレッシャーあれこれ
  • 等身大の自分のまま親になるってどういうこと?
  • “お母さん”“お父さん”のモデルイメージってある?
  • 子どもの前でパートナーのことをなんて呼んでる?それはなぜ?
  • 自分の一挙一動を子どもが真似してしまう問題(親になったらやめるべき?)
  • 子育ては母親だけ、親だけがやること?(子育ての責任を分散するには?)

 

どれも興味深かったけど、今回のテーマから、パートナーのことをなんて呼んでるかという話が出てきたのが意外!

「等身大の自分のまま家族に必要なことをやってるから“お母さんらしく”って考えたことはない」という人が、その一方で、夫婦二人のときは名前で呼び合うけど、子どもの前では互いに“お父さん”“お母さん”って呼び合ってることが判明したり‥‥‥。

そういう、普段は意識せずに自然にやっていることのなかに、その人なりの哲学が潜んでいそう。

 

みなさんのお話をうかがいながら、“親でいる”ことと“親らしくいる”ことはどうもちがうんじゃないか、なんてことを考えさせられました。

 

次回は1月。「“ほどほど”ってどれぐらい?」。

子育てのいろんな場面で出てきそうな疑問なので、どんな話がでてくるか楽しみです。