昨日午前中は、スロウな本屋さんとフラワー読書会でした。
本を読む企画って、事前に読まなきゃいけないし、一冊を選ぶために何冊か読んだりもするので、プレーンな哲学カフェより大変なんですが‥‥‥。
終わった瞬間「我ながら、いい活動はじめちゃったな〜」とつぶやいてしまう、そんな時間になりました。
本の言葉と参加者の経験を行き来しながら、リアルな戸惑いの在処を解きほぐす。
参加者のおひとりが話してくださった体験がかなり考え甲斐があるもので、後半しっかり参照させてもらったおかげでだいぶ「視力がよく」なった気がします。
「自分も傷つけたくないけど、他人も傷つけたくない」、そのためには、自分が経験した傷つきにも他の人の傷つきにも、しっかり目を向ける必要がある。一方の傷つきを癒すために、もう一方の傷つきを無視してはならない。それがどういうことかを、リアルに学ぶことができました。
フラワーデモに関する本をきっかけにはじまった、この読書会、次回はこちらを読みます。
恥ずかしながら、日本に、男女同数議会(パリテ)を実現してる市町村があったことを、しかも20年も続いていることを、はじめて知りました。
まだざっと目をとおしただけなんですが、「おしゃべりからはじまる哲学」派のわたしは、「おしゃべりからはじまる抵抗」がめっちゃ気になってます。
月曜夜の開催。ご都合のあう方はぜひ!
この読書会のきっかけになったこちらもおすすめ。
様々な傷つきを知ることで、不用意に誰かを傷つけてしまうことを避けることができる。そして、集うこと、声をあげることの力と希望を感じられる本です。