本日11月26日(木)は、就労移行支援センターのフリーデザイン岡山で哲学カフェ。
テーマは「生きる意味って?」。
最近はコロナ対策で午前組と午後組にわかれて活動してるそうですが、会場からの参加者6.5名(1名は終盤からの参加)のほか、自宅からオンラインで3名の方が参加してくださいました。
どんな死を迎えたいかから逆算して今何をすべきか考えている人、
生きてると辛いこともあるけれどせっかくだから楽しみたいという人、
楽しいことはあるけど生きる意味は見つからないという人、
他者との関係から生きる意味を見つける人、
生きる意味はないという人、見つけたいという人、
生きる意味がないとわかるのがいやだから考えないようにしてる人、
いろいろでした。
個人的に興味深いなと思ったのは、
楽しみから生きる意味を見つける人もいれば、
楽しみと生きる意味は別物と捉えている人もいること。
それから、もうひとつ。
死から遡って今何をすべきかという方向から「生きる」に向き合う人と
いまをいかに楽しく心地よくするかトライ&エラーの積み重ねで向き合う人がいること。
その結果、
「みんなと話すことで、自分の考えが少しずつはっきりしてきた」という人もいれば、
「自分はこう考えてたけど、あっちの考え方も試してみよう」という人も。
また、以前、Ziba Platforで「生きる意味って必要?」について話したときにも出てきましたが、「死にたい」と生きる意味の関係についても、病気と健康という側面からちょっとつっこんで考えることができたのも、今回の対話の特徴だったかな。
「ネガティブなことも話していい」という哲学カフェのよさを、久しぶりに感じることができた対話でもありました。
病気から生還して「なにか生きている意味があるのでは」と感じた経験を話してくださった方もいる一方で、反対に病気の辛さから生きてる意味が感じられずに「死にたい」と感じることもある‥‥‥。
これは、みなさんのお話をうかがっての個人的な感想になりますが、生きるって辛くて大変なこともあるから生きる意味がほしくなるという側面と、生きる意味が見つからないから辛いという側面と、両方ありそうです。
他に「〜としての生きる意味」など語りきれなかったポイントもありますが、今回のテーマを提案してくださった方が今日はいなかったので、また同じテーマを取り上げるかもしれません。
フリーデザイン岡山のみなさん、ありがとうございました。
Ziba Platformの「生きる意味って必要?」が気になる方は、こちらをどうぞ。