先日、3年ぶりに母と話していて、衝撃の事実が発覚した。
母にとって私はこの世でもっとも近い存在で、だから私に話すときは自分に話すのと同じ感覚でいたらしい。
どうりで気遣いゼロやと思ったわ( ̄◇ ̄;)
母が自分に話すかのように娘に話すとき、母は娘を他者として認識できてないわけで。
全く悪気なく、娘の気持ちや考えは無視されてしまう。
そんなものがあるということすら、娘が「私はあなたではありません」「娘には娘の気持ちや思考があります」ということを示さなければ、しかも一度ではなく示し続けなければ、気づいてもらえないのだ。
価値観の相違だとかいう以前の問題ですね。
たぶん、そこかしこの母娘のあいだで、こういうことが起こっているのだと思う。
それにしても、私にとっては自分と双子である姉のほうが(性格や好みは全然ちがうけど)ずっと近い存在なので、母が、姉と私より母と私の方が近いと認識していたとは驚きでした。
(姉は子どものころ男の子っぽい子だったので、自分とはちがう存在=他者としてちゃんと認識されたらしい。私は、レースやリボンが大好きな女の子っぽい子だったことが災いしました?)
(もし私が双子じゃなかったら、私も母と自分を同一化してしまい、もっとこじれていたのかもしれない、とも思います。)
私にとって母は、完全なる他者。
しかも「私はあなたではありません」ということがいちいち示さないと通じないだなんて、宇宙人に接するぐらいのつもりで付き合うのがちょうどいいのかもしれません。