昨日、7月17日(月・祝)は、オンラインでこちらの哲学カフェでした。
どちらも「〜しなければ」という感情を指す、義務感と使命感。
2つはどう違うのでしょう?
義務感だったものが使命感に変わったり、
使命感が義務感に変わることはあるのでしょうか?
飲み物片手に対話をとおして、一緒に考えてみませんか?(イベント案内文より)
テーマは「義務感と使命感はどうちがう?」だったけど、それだけでなく
- 義務と義務感のちがいは?
- 使命と使命感のちがいは?
- callingとmission、ふたつの使命はどう重なる?
- 使命感と自己(エゴ)の関係は?
- エゴをなくすことはできるか?
- 主体的=「やりたいこと」か?
などなど、様々な疑問を切り口に行ったり来たりしながら考える時間。
わたしが思いつきで捻り出したリード文の「義務感だったものが使命感に変わったり、使命感が義務感に変わることもある?」という疑問を、うまくヒントにしてくださる方もいて、とてもうれしい。
そして、ふりかえってみると、ご自身の体験を話してくださった参加者のみなさんも、進行役のわたしも、自分自身の行為の意味や人生における位置づけを改めて考えさせられるような、そんな対話だったような気がします。
もともとは誰かに言われて始めた、自分から進んで始めたとは言えない営みが、いつからか自分の人生に欠かせない使命となった人。
いろんな人から希望が寄せられるうちに腰が重くなって、もう一度、自分の思うようにやってみようと決意する人。
みなさんの経験とたくさんの切り口を行ったり来たりしながら、わたしも‥‥‥
「わたしにとってサッカー観戦は“娯楽”だけど、コアサポーターにとっては“使命感”をもって応援してる気がする。」
「いまは“岡山でてつがくやさんという生業が成り立つことを実証すること”を自分の使命だと思ってやってるけれど、もともと岡山に来たのは、ただの偶然か成り行きだよなぁ」
‥‥‥なんて、これまでとはちがう視点で自分のやってることを捉え直すきっかけをもらった気がします。
次回開催は9月の予定。
どんなテーマになるのか、楽しみです。