まつかわえりのてつがく日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする哲学者、松川絵里のブログです。

「ときめきって大事?」@高島公民館

はろー。はーわーゆー?あいむのっとふぁいん。

せーり2日目だか3日目だかわかりませんが、久しぶりにがっつりせーりつーです。

メッッチャオナカイタイヨ。

 

こんな日だけど、こんな日こそ、哲学カフェですよ。

本を読むとか、企画を練るとか難しい、自ら積極的に知を愛することはできない。

痛みに支配され、ひとりじゃ生きるのもイヤになるような日でも、みなさんのお話を聴くうちに、夢中になって、痛みを忘れられます。

ありがたや。

 

今日は、高島公民館の哲学カフェ、ふたばカフェでした。

テーマは「ときめきって大事?」。

 

残念ながらテーマを提案された方は用事と重なってしまったのか不参加でしたが、個人的に心待ちにしていたテーマです。

今日のような心身の状態がいまいちなときは特にそうなんですけど、私、恋愛漫画を読んだり、アイドルの動画(ハロプロ派です)を観るのをやめられないんですよ。

あるとき、それって、「ときめきたい」からなんじゃないか、と気づきまして。

でも、なんで「ときめきたい」んだろう?

そもそも「ときめき」とはなんぞや?

‥‥‥と楽しみにしておりました。

 

実際の対話がどうだったかというと‥‥‥

 

紅茶やくるみ餅など、食べ物。

パッチワークの布や、手作りのアイテム。

ガーデニング、観劇、トールペイントや吹き矢(!)といった趣味の数々。

思春期の子どもの話。それから、夫?

 

みなさんのときめくもの、ときめかないものの話を聴くのも楽しかったけれど、このテーマに惹かれて初めて参加された方の話がまた、味わい深かったです。

ひとりは、ご主人を亡くされ、その穴を埋めるべく、積極的にたくさんの趣味を試されている方。

もうひとりは、お子さんが成長して子育てにひと段落つき、解放された一方で、こころにぽっかり穴があき、その穴をなかなか埋められないという方。

このテーマがそうした方の関心を惹きつける、という事実のなかにも、「ときめき」が何かを知るヒントがありそうです。

 

そうして、ひとりひとりのお話をじっくりうかがうなかで、いくつか、重要な「ときめき」のポイントが浮かび上がってきました。

 

  • ときめきは生きる原動力
  • ときめきは義務じゃない。イヤだったらやめたらいい。
  • ときめきは社会貢献しない。しかし、生命維持には貢献する。
  •  ときめきの種類は一つでもたくさんでもいいけど、量は必要。
  • ときめきの種は自分のにある。
  • ときめきは瞬間的なもの。けど、何かが持続するためにときどき必要かもしれない。

 

他にも‥‥‥

「ときめきはたくさんあるほうがいい?」

「ときめくから●●をするのか、ときめくために●●をするのか、どっち?」

「夫にときめかなくなるのは、なぜ?」*1

‥‥‥といった疑問が出され、あーだこーだと盛り上がりました。

 

私たちの行動を促すものは、義務や責任感、必要性などいろいろあります。

そのなかで、「ときめき」がそれらとどうちがうのか、という点が面白いなと思いました。

私が「ときめきたい」と思うのは、義務や責任感、必要性に突き動かされて動くのがあまり好きじゃないからかもしれません。

「ときめき」には、人生や物事のアラを乗り越え、ポジティブに人を動かす力があるような‥‥‥。

そんな余韻を感じながら、帰路につきました。

 

 

次回のふたばカフェは、7月5日(木)10:00〜12:00。

テーマは「自己主張、する?しない?できない?」です。

女性応援講座から派生して生まれた講座なので、参加者は女性が多めですが、どなたでも大歓迎です。気軽にご参加ください。

 

ふたばカフェ(春夏期)

 

f:id:e-matsu145:20180612151348j:plain

©岡山市立高島公民館



*1:今日の参加者から出た答えは、「いつもいつもときめいていられない(そしたら生活がたちゆかなくなる)だけで、ときめかなくなるわけじゃない」とのことです。夫たちよ、ご安心あれ。