てつがくやさんの気まぐれ日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川えりのブログです。

1月の参加者募集中

更新が滞っていたせいで、今月のイベント案内も満足にできていませんでした。

ごめんなさいm(_ _)m

遅ればせながら‥‥‥

 

 

 

1/17(火)「人生で大切にしていること」@岡山市立高島公民館

岡山市立高島公民館で平日午前中に開催している哲学カフェ。

「みんなが人生で大切にしていることを聞いてみたい!」と地域の人が提案してくれたテーマ。

他の人の大切にしていることを聞いたり、自分が大切にしていることを言葉にしてみると、なにか気づきがあるかも!?

 

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1/16(水)家族のためのがんカフェ@ゆうあいセンター

がん患者さんのご家族限定のがんカフェです。

「第2の患者」とも呼ばれる、がん患者の家族で集い、家族ならではの悩みや不安、思い、そして工夫について話し合ってみませんか?

 

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1/26(土)「『つながり』と『しがらみ』」@Ziba platform

岡山県津山市で「集う、つながる、つくりだす」をコンセプトにつくられたカフェ&コミュニティスペース、Ziba platformで奇数月に開催している哲学カフェ。

年末年始、「つながり」や「しがらみ」を感じた方も多いのでは?「つながり」と「しがらみ」は同じ?ちがう?それとも???

美味しいお茶とお菓子をいただきながら、ぜひ一緒に考えましょう♪

 

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Ziba platformでの哲学カフェ

 

 お詫び:宝湯で考える

なお、1月9日(水)に宝泉相生湯で開催された哲学カフェ「宝湯で考える」については、こちらにレポートをアップしています。

 

matsukawaeri.hatenablog.com

 

本来なら事前にこちらでご案内すべきところ、事後報告になってしまい申し訳ありません。

「宝湯で考える」は、今後も毎月第2水曜日の19時から開催していく予定です。

 お近くの方は、ぜひお風呂のついでにお立ち寄りください。

宝湯で考える「占い、信じる?」

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

年末年始バタバタしていたのと、ちょっぴり疲れが出たのとで、すっかりご無沙汰してしまいました。

ごめんなさい。

 

12月のイベントもいくつか報告しなければならないんですが、まだ回復途中なので、順番は前後してしまいますが、気軽に書ける先日1月9日(水)に開いた哲学カフェのご報告を先にさせてください。

 

毎月第2水曜日に開催してきた「ヒバリで考える」ですが、会場のヒバリ照ラスの1階がリニューアル工事中ということで、会場が変わりました。

地元の方に「宝湯」と呼ばれ愛されている銭湯、宝泉相生湯の2階をお借りすることに。

それに伴い、イベント名も「宝湯で考える」にリニューアルしました。

  

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テーマは新年らしく、「占い、信じますか?」にしてみました。 

占いを信じる人、信じない人、「信じるというより使う」という人、「信じる/信じないというより関心がない」という人‥‥‥。

いろんな参加者がいい塩梅で集まってくださって、

 

占いを信じる理由、信じない(信じなくなった)理由は?

「占いを使う」ってどういうこと?

占いの種類による違いは?

他人に占ってもらうのと、自分で占うのと、おみくじみたいに人を介さない占いは違う?

 

‥‥‥などなど盛り上がります。

 

そんななかでも、前半わたしのツボだったのが、「関心がない」派の二人が、釣り雑誌や競馬雑誌を読んでるという事実。

「そもそも占いを見る機会もない。釣り雑誌にも載ってないし!」
「競馬雑誌にも載ってない!」

ということでしたが、思わず、「でも、釣りも競馬も占いに似てるやん!?」って言っちゃいました。

そう感じたのは、それまでに、みなさんから占いの神秘性や「(ある種の)占いはデータの集積である」という指摘を聞いていたから。

集積されたデータを分析して予想するところと、データだけでは100%予想できない当たり外れがあるところが似てるなぁ、と思いました。

 

もうひとつ、後半けっこう盛り上がったのが、「占いと医療は似てる」という話。

占いも病院も、何か悩みや迷いがある人がいくところだよね、と。

特に占い師に占ってほしいときの、「誰か二話を聞いてほしい」「誰かに『あなたはこういう人だ』と規定してほしい」という気持ちが、「医者に『あなたはこういう病気です』と言われると安心するのと似てる」という指摘。

それについて、「カウンセリングと似てるね」という声も。

最後のほうに、それまで黙ってみなさんの話を聞いていた占い師の「わたしは、その人が無意識に思っていることを引き出して、背中を押してあげるつもりで占っている」という話と合わせて、「たしかに、自分自身が見ないようにしている自分に、自分ひとりで向き合うのは怖い。一緒に受け止めてくれる人がほしいときもあるな」なんて感じました。

 

他にも、「血液型占いを信じてたのに、大人になってから違う血液型だと判明した!」「占いが政治に大きな役割を果たしたのはなぜ?」、「卑弥呼の時代と現代の占いのあり方の違いは?」、「ノストラダムスの大予言、信じてないと言いつつ緊張してた」などなど、興味深い話がたくさん出てきて、あっという間の2時間でした。

 

 

次回の「宝湯で考える」は、2月13日(水)。

なにか、バレンタインにちなんだテーマをと考えております。

19時からゆるゆる始めますが、お仕事帰りで途中からの参加も大歓迎。

哲学カフェのついでにひと風呂浴びていくもよし、お風呂のついでに哲学カフェに参加していくもよし。

ぶらりとお越しいただければ幸いです。

 

そうそう、会場は土足禁止ですが床が冷たいです。

こちらでもスリッパをご用意していますが、愛用のスリッパをご持参いただけると助かります(^人^)

12/23(土)ミュージアムとの創造的対話02

お知らせが直前になってしまいましたが‥‥‥

明日12月22日(土)は鳥取博物館で開催中の企画展「ミュージアムとの創造的対話02 空間/経験ーそこで何が起こっているのか?」の関連トークの進行役を務めさせていただきます。

 

企画展関連 Open Dialogue 02 梅田哲也×学芸員たち

https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1116394.htm#moduleid558790

 

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今回「博物館」という独特の環境を解体、再構成する展示に取り組んだ梅田哲也さん、ジャンルの異なる学芸員さんとともに、総合博物館がいかなる考え方の元に存在し、活動しているか、その「ミュージアムの哲学」とも言うべき本質に迫ります。

先月別件で鳥取に行ったときお話をうかがって、今回の企画展のなかで一番気になっていた企画だったので、ラッキーというか、心底この仕事をしていてよかった!と思いました。

 

展覧会情報はこちらよりどうぞ↓

https://www.pref.tottori.lg.jp/creativedialogues02/