今日は、学生時代からお世話になっている神戸のグリーングラスでコミュニケーション講座。
岡山市中央公民館で好評だった「理解と共感、どうちがう?」を少人数でじっくりやってみました。
最初にウォーミングアップがてら、一人ずつ最近の「わかるわ〜」と「わからんな〜」を話します。
次に、理解と共感のちがいについてレクチャーしてから、みんなの「わかるわ〜」が理解なのか共感なのか、どこに共感し、何を理解したか、考えます。
同じ事柄について「わかる」と言っても、理解の人もいれば、共感の人もいる。
哲学カフェでもしょっちゅう起こっていることですが、意識してやると、より丁寧に人の話を聴けますね。
カフカの『変身』に共感したという人のおかげで、私、初めてあの小説の面白さを理解できた気がします。
後半は、ワークを通して出てきた感想や疑問から、哲学カフェスタイルで理解と共感について語り合いました。
哲学カフェ経験豊富な人でも、自分の「わかるわ〜」がどのタイプの「わかるわ〜」なのか、気づいてなかったりするんですね。
最初は「難しい」と言ってた方も、後半「理解と共感の違いがつかめてきた!」と言ってくれてホッとしました。
コツが掴めるとコミュニケーションがラクになるので、定番のプログラムにしようかな。