先月、がんカフェの準備をしているときに、偶然見つけた言葉。
男女に本当の友情があるとしたら、それは夫婦にではないだろうか?
夫婦以外の男女間の友情が本当の友情ではないとか、同性間に友情以外のものが成り立たないとはおもわないけど、でも、こう言いたくなる気持ちはわかる。
男女の恋から愛に変わり、共に10年暮らした今は夫に深い友情も感じるようになった。そして、夫も私に対して友情めいたものを感じてくれていると思うことがある。例えどんな困難があっても、家族のためメロスばりに走って帰ってくるという実績と信頼を、私たちは互いに着々と積み上げてきたからかもしれない。(川崎貴子「女社長の乳がん日記」page.9 )
この言葉が、困難の真っ只中ではなく、家族のちょっとした一コマから出てきたのも、興味深い。
メロスは実は走ってなかったって説もあるけどね。