さて、先日こちらのブログでお話した哲学ウォークのあと、
「イベント開催できるかどうかでヒヤヒヤするの、もういやだな〜」と、
オンラインで何ができるか真剣に考えはじめました。
(遅い?いやいや、先月までは中止・延期で大忙しだったし、しょうがない)
まだzoomなどのテレビ会議ツールを使いこなす自信がなく、最初に思いついたのが、哲学ウォークをfacebookのイベントページをつかってできるようアレンジしたもの。
4月の17〜18日にカフェフィロのメンバーや一緒に哲学カフェを企画したことのある人たちをさそって、おためし開催。
GW中に公開実施の予定です。
地理的な制約がないうえ、時間的な制約もゆるいせいか、あっという間に定員オーバー。
第2弾はいつにしようか考え中。
そして、4月18日には、zoomをつかったオンラインセミナー。
お得意さまに、「哲学カフェがなくなってしまった時間を有効に使いたい」とおっしゃっていただき、ごく少人数で。
ワークシートの共有などは、むしろ対面よりしやすい気がしました。
これは、これまで遠方で参加できなかった人にも参加してもらえるし、自粛が全く必要ない状況になってもやったほうがいいかも。
さらに4月19日には、zoomをつかった哲学相談。
これも、お馴染みさんだったからやりやすかったというのもありますが、プライバシーを守りやすいというオンラインならではのメリットも。
そして本日はこちら。
残念ながら配信はうまくいきませんでしたが、身体性の違いや、対話を媒介しているものなど、オンラインでの対話実践のヒントを得るだけでなく、これまでオフラインでやってきた対話の特徴も再発見できて、おもしろかったです。
来月にはzoomをつかった哲学カフェも実施することになりそう。
あとは、お申し込みや料金の受け取り方をどうするか。
こちらも試行錯誤中。
地理的な制約がなくなって、これまでやってきた「現場の傍らに」という臨床哲学的な対話づくりがどこまでできるかはわからない。
けどいまは、オンラインだからこそできること、オンラインに合ったやり方をやってみようかと。
これまでやってきたやり方じゃうまくいかなくて戸惑うこともあるだろうけど、おもえば、コミュニティボールを使い始めたときもそうだった。
それまでやってきた哲学カフェの進行の仕方と全然ちがって混乱して、一時的に哲学カフェも下手になった気がしたなぁ。
でも、いまでは、どこへいくにもコミュニティボール(もしくは、その代わりのぬいぐるみ)を持ち歩いてる。
コミュニティボールを使うやり方も使わないやり方も選べるから、より、いろんなニーズに応じることができるようになった。
そんなふうに、オンラインもオフラインも、状況やニーズに応じて選べるようになるといいな。