てつがくやさんの気まぐれ日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川えりのブログです。

研究者と実践者が知恵を寄せ合う:哲学プラクティス学会と北大のCOI-NEXT

こまめにブログを書こうという、もう何度したかわからない決意を新たにする今日この頃。

 

本日午後は、哲学プラクティス学会の実行委員会に、大会開催委員として出席しました。

 

philopracticejapan.jp

 

哲学カフェや子どもの哲学、ソクラティク・ダイアローグ、哲学カウンセリング‥‥‥さまざまな哲学プラクティスのあり方を探究する学会です。

発足から5年と、まだ新しい学会です。

 

研究者と実践者がフラットに学び合い、ともに探究していけるような場にするために、大会や学会をどのように運営していけばいいのか。

哲学関連の学会であるものの、哲学プラクティスには哲学研究者以外も様々な人が関わるので、一般的な学会運営の枠組みにとらわれすぎてもいけないし、と同時に学会としてちゃんと研究活動が促進される仕組みも必要。

 

なかなか大変ではありますが、実践者と研究者が知恵を寄せ合う時間を過ごせて、「日本の哲学プラクティスの未来は明るいかもしれない」と、とても前向きで幸せな気持ちになりました。

わたしのような一実践者の声に、研究者のみなさんも真剣に耳を傾けてくれて、うれしい。

これまであまりお話しする機会のなかった方ともお話しできたのも、うれしい。

 

フリーランスで、後進を育てることに普段あまり貢献できていないので、こういうところで少しでも貢献しとかんと!という気持ちも幾分。

 

 

ちなみに午前は、北海道大学の研究プロジェクト「こころとカラダのライフデザイン共創拠点」の打ち合わせでした。

sdgs.hokudai.ac.jp

 

こちらも、研究者と実践者とが協力し合いながら進めてます。

地域の状況やネットワークについて土地勘のある人にも話を聞きながら、少しずつ。

大変な仕事を引き受けちゃったなぁと思ってるけど、メンバーが楽しい方々なので、なんとかがんばれてます。

一昨年度から関わっているプロジェクトですが、今年度は広報も充実させたいという話が出てるので、そしたら、ここでももう少し情報共有しやすくなるかなぁ。そうなりますように。