てつがくやさんの気まぐれ日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川えりのブログです。

「孤独を生きるって?」@フリーデザイン岡山

今日は、就労移行支援施設のフリーデザイン岡山さんへ。

午前組のみなさんと哲学カフェをしてきました。

 

参加者からテーマを募ったところ、

  • 孤独を生きるって?
  • 自分を愛するって?
  • 信頼関係
  • 言葉は信用できるか?
  • よかれとおもって

が提案され、そのなかから「孤独を生きるって?」が選ばれました。

 

提案してくださった方は、あるエッセイを読んでこのテーマを思いついたそうですが、しばらくコロナの影響でオンライン参加だった利用者さんからは、「はじめは自宅だとマイペースにできていいなと思ってたけど、ずっと籠ってると、だんだんさみしくなっちゃって」という声も。

これは、コロナに振り回された今年度最後に相応しいテーマかもしれない。

 

孤独を感じるのはどんなとき?

ひとりでいたいのはどんなとき?

孤独とひとりでいることは同じ?

たくさん人がいても孤独を感じることがあるのはなぜ?

孤独は状態?感じるもの?

孤独を誰かと共有することは可能?

‥‥‥などをめぐって、みんなの経験も参照しながら考えました。

 

個人的には、「孤独を感じるには、誰かの存在が必要なんじゃないか」という洞察が興味深かったです。

たしかに、孤独を感じるのって、誰某がいなくてさみしいとか、仲間や家族といる隣の人と比較してだとか、誰かがいる状態との比較が生じたときかもしれない。

 

そういえば、一昨日、高島公民館のテーマ会議でも「孤独」が候補にでてて、「ずっと気になってるテーマだけど、いまじゃないとってタイミングがないんだよね〜」なんて話してたんです。

高島公民館のみなさん、わたしだけお先に愉しんじゃってすみません。

でも、おもしろかったので、やっぱりいつか高島公民館でもやりたいな。

 

 

おまけ

今回のテーマを提案してくださった方が読んだというエッセイは、こちら。

孤独を生きる言葉

孤独を生きる言葉