2月11日(火・祝)は、宝湯で考えるの日。
宝泉相生湯こと宝湯で哲学カフェでした。
お馴染みさん、ご無沙汰さんなど8名が参加。
寒かったので、ストーブを囲んで丸く座って対話しました。
(前回もこうすればよかった〜)
テーマは「いけない恋愛」。
世間で話題の不倫などの話から、「いけない」について、
「うまくいかない」や「いや」との違いや関係、
「自分がされたくないことは人にしちゃいけない」、
他者からどう見られるかというより自分のなかにあるブレーキ、などなど。
それから「いけない恋愛なんてない!恋愛は自由でよいもの」
「むしろ、自分の気持ちに嘘をつくことが悪」という声から、
「恋愛ってなに?」「気持ちなの?行為なの?」という問題。
これまで何度か、恋愛をテーマに対話したことはありますが、今回は、「恋愛は各々自由にすればいいけれど、仕事に支障を及ぼすのは勘弁してほしい」という声をきっかけに、恋愛と他の物事の関係について考えられたのが新鮮でした。
恋愛そのものがうまくいっていても、それが他の物事(仕事、友情、婚姻関係など)を「うまくいかない」状態にさせてしまうことがある。
自分も経験しているはずなのに、これまでの哲学カフェであまりそのことをじっくり話したことはなかった気がする。
さらに、「不倫や浮気もありと言っておいて、自分がされたら泣くのは矛盾してるように感じる」という発言から、恋愛と矛盾について。
「なぜ、恋をすると矛盾した自分が現れることがあるのか?」という疑問から、
「恋をすると、それまで知らなかった自分の一面が現れることがある。矛盾はそれに気づくまでのプロセスなのでは」
という発見がおもしろかったです。
さて、次回の“宝湯で考える”は、3月10日(火)。
テーマは「変わるっていいこと?」です。
銭湯だけど、なぜか、ちょっと部室っぽい雰囲気の哲学カフェです。
ご都合あう方は、どうぞ気軽にご参加ください。