8月29日、30日は2日連続で、徳島県立池田高校で哲学対話をしてきました。
夏休みにお招きいただくようになって、3年目。
今年は、研修旅行にきていた台湾の大学生さんも一緒に、
- 1日目:文章(『共感する脳』)を読んで、対話しながら問いをつくる。
- 2日目:1日目につくった問いから1つ選んで対話する。(言葉できちんと表現しないとわからないのだろうか?)
というのをやってみました。
希望者のみの参加ということで、25人ほどでやろうかなと思っていたのですが、
話にくそうだったので、急遽、いくつかのグループに分かれて話してもらうことに。
人数が多くても手を挙げて発言する人がいる学年もあり、その場合は、グループに分けないほうが面白い議論が展開されたりもするので、柔軟に対応していきたいところ。
対話のあとに、希望者を募って、新たな受験スタイル「ふりかえり作文」の練習もしてみました。
最近は、入試でも協働力を評価するようなものが導入されてるんですね。
ふだん、私がやってる哲学対話のふりかえりと近いものを感じました。
この学年は、昨年夏休み、今年の春休み…と初めて2年生時から対話を実践させてもらった学年。
みなさんの反応をみながら、様々なテーマ、やり方を試させていただき、いろいろ学ばせていただきました。
みなさんとの対話を参考に、臨機応変に対応できる余地を残しつつも、題材選びやグループワークのやり方など、プログラムとしてもう少しブラッシュアップできるといいな。
あと、高校野球で有名な学校なんですが…
どうも、野球部は平均して対話慣れしてるような印象があるんですよ。
野球部の指導に何か秘密が!?
偶然じゃないか説もありますが、こちらも引き続き調査できれば。