あれこれ、ふりかえりが追いついてませんが‥‥‥
先週末の2月10日(土)は、中央公民館にて、コミュニケーション・カフェでした。
第1回の今回のポイントは、安心して話す・聞く。
ハワイの子どもの哲学風に、コミュニティボール(毛糸のボール)をつかって、自己紹介&ウォーミングアップをしたあと、自己紹介の「苦手なコミュニケーションは?」や「安心できるのはどんなとき?」もヒントにしつつ、「安心して話す・聞く」について、みんなで話して聞いて考えました。
一つ目の発見は、「すごく身近な人なのに、安心して話せない相手がいる!」ということ。
自己紹介のときは、「初対面の人と話すのが苦手」という声がちらほらありましたが、「安心」というキーワードとともに考えると、むしろ、過去の関係性ややりとりの記憶から、身近な人のほうが不安が大きいこともあるような‥‥‥。
前半は、安心して話せる相手とそうでない相手、どうちがうのか、が大きな論点となりました。
いくつか出たポイントのなかでも、後半、注目を集めたのは、「感情を顔に出す人のほうが安心できるのか?」という問題。
感情があまり顔に出ないという人、すぐ出ちゃうという人、意識して出したり出さなかったりしている人、相手によって変わるという人。
いろんな意見を聞きながら、自分が安心できるコミュニケーションは何かだけでなく、相手に安心してもらえるコミュニケーションは何かを考えることができました。
そうそう、今回は、途中から新アイテムも投入してみました。
ハワイ大学のトーマス・ジャクソン教授考案の「マジックワード」*1にヒントを得たヘルプフラッグです。
中央公民館のスタッフさんと考案しました。
「もうちょっと大きな声で話してください」
「聞き逃しちゃった、もう1回お願い!」
毛糸のボールを使ったワークでは、そんな一言を言うタイミングが難しいことも‥‥‥。
そんなに出番は多くないけれど、「これがあるから大丈夫」という安心に少し貢献できる気がします。
次回(2月24日)は、さらに新アイテムを投入しつつ、「理解と共感、どうちがう?」について学びます。