本日午前中はフリーデザインの哲学カフェでした。
コロナの影響でずっとクローズドな活動になってましたが、久しぶりのオープン開催。
利用者とスタッフだけでも十分楽しくはあったけれど、やっぱりいろんな人が参加することで、視点も参照できる経験も広がるな〜と実感しました。*1

- 自分らしさにとらわれすぎるのもどうか
- 他の人に言われる「あなたらしい」と自分が思う「自分らしさ」のズレ
- “自分らしさ”と個性は同じ?ちがう?
- そもそも“らしさ”ってなに?
- もし、この世に“らしさ”がなかったら?
- AIにも個性や“らしさ”はあるか?
などなど話すなかで、「相手から自分ってこういう人間だと思われてるんだろうなという人物像に、寄せていってしまう」という人と、「他者からみた自分を意識しないだけでなく、そもそも自分と他の人をそんなに区別していない」という人とがいることが発覚。
自他の区別がはっきりしている人のほうが他の人の目を気にしていて、自分と他の人の区別がそんなについていないという人のほうが、他の人にどう思われるか気にせず個性を発揮しやすそう、というのが興味深かったなぁ。
一般参加で参加してくださった方の捉え方や経験が参考になったという利用者も‥‥‥。勇気を出してオープン開催を復活させた甲斐がありました。
コロナ禍ではじめたコミュニケーション・カフェもやめるのは惜しいので、様子を見つつですが、今後しばらくは内輪向けのコミュニケーション・カフェとオープンな哲学カフェと交互にやりますかという方向で相談しています。
*1:これは私の思い込みかもしれないけれど、平日の日中参加できる人ということで、ちょっと珍しい仕事や働き方をしている人の割合が高いことも、視点が広がりやすい一因なのではと推測しています。