ふだんは年に1〜2回しかしない哲学ウォークを、4月下旬は2回もしてしまいました。
1回目は、小雨のなか長島愛生園で。
いつも医療者のための哲学カフェを一緒にしている岡山大学の小比賀(おびか)さんつながりで、アートや人文学をつかった医学教育に関心のある方々と。
哲学者や愛生園に縁のある人の言葉が書かれた言葉をクジでひいて、てくてく。
自分がひいた言葉にぴったりのスポットが見つかったら、ストップ!
そこを選んだ理由を説明して、他の参加者にもらった質問から考えたい質問を1つ選んで、また歩きだします。
それぞれの言葉と立ち止まったスポットを一部ご紹介しておきましょう。
分かれ道で‥‥‥
収容桟橋で‥‥‥
納骨堂で‥‥‥(こちらは哲学者ではなく愛生園で暮らした詩人の言葉です)
この景色を前に‥‥‥
晴れていればより美しい景色が見れたかもしれないけれど、けっこう高低差のあるルートなので、これぐらいの天気が涼しくてよかったような気も‥‥‥。
最後に、さざなみハウスでケーキと飲み物をいただきながら、考えたことを共有しつつふりかえり。
生きることと、社会のあり方とに思いを馳せる時間となりました。
今回は、異なる言葉、異なる場所から「生き方」をコンセプトに選んだ方が二人いたのも、興味深かったなぁ。
教育に関心のある方々なので、ワークの仕組みについても、なかなか鋭いコメントをいただけました。
4月に神戸で行ったもう一つの哲学ウォークの様子は、また改めて。
一部、ここでご紹介したのと同じ言葉が、出てきますよ。
前回の愛生園での哲学ウォークの様子は、こちらからどうぞ。