てつがくやさんの気まぐれ日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川えりのブログです。

「ルール、どうしてる?」@カフェフィロ

いろんな哲学カフェのふりかえりが溜まってるけど、さくっと先日のモヤモヤ会のふりかえりから‥‥‥

 

先日6月6日(日)は、カフェフィロ主催の「哲学カフェについてモヤモヤする会」(略称「モヤモヤ会」)。

モヤモヤ会担当の山本代表と一緒に企画して、オンラインで開催しました。

いつもは集まった人たちで、哲学カフェに関するモヤモヤを出し合って、それについて話し合うのですが、今回はテーマを事前に設定したかたちで。

哲学カフェ(および哲学対話)のルールに関するモヤモヤについて語り合いました。

 

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松川のモヤモヤ

 

  • 自己紹介は不要? あったほうがいい? それはなぜ?
  • 「否定はしない」?「反論は歓迎」? そのちがいは?
  • そもそも「ルール」って呼ぶ? 呼びたくないとしたらなぜ?
  • ルールやお約束は主催者や進行役が決めるもの? それとも集まった人たちで一緒につくるもの?
  • みんなでルールを統一したほうがいい? それとも進行役や場所によってちがうほうがいい?

 

いろいろ話すなかで、やっぱりルール(って呼ぶかどうかも含めて)って、その場をどんな場にしたいか、どんな対話を実現したいかと直結するんだな〜と実感。

また、私ひとりでも、どんな人が集まる場所か、自主的な参加か授業やスタッフ研修かなどで、変えたりするんですが、対象や場所によるちがい以上に、進行役によるちがいのほうが大きそう。

カフェフィロメンバー間でも、進行役によって全然違う!

そして、それぞれにその人らしいなと感じさせるものがありました。

 

今回の対話のなかから、

  • 哲学カフェで感情をどう扱うか?(扱わないか?)
  • 哲学カフェの目的は?

といったさらなるモヤモヤも浮かび上がったので、これもまたいつかモヤモヤ会で話せるといいな。

 

ご参加くださったみなさん、モヤモヤ会担当の山本さん、自分たちのルールを例として教えてくれたカフェフィロメンバーのみなさん、ありがとうございました。

「哲学は驚きからはじまる」を知るための2冊

なかなかブログを書く余裕がなく過ぎていく日々。

読みたい本もたくさんあるのに、読み返したい本まで出てきて困る。

 

今日、「哲学は驚きからはじまる」を再考するために読み返したくなったのは、こちらの2冊。

 

 

 

どちらも学生時代に読んだときは全集版を図書館でだったけど、自宅のどこかに岩波文庫もあった気がするけど、隙間時間に読めるようにkindle版もほしいなぁ。

 

※カテゴリに「読みたいもの」を追加しました。

つなぐ人たちの働き方〜てつがくやさんの場合〜

昨年度お招きいただいた大阪大学セミナーシリーズ、「つなぐ人たちの働き方」。

受講生の方々が、レポートにまとめてくださいました。

 

“てつがくやさん”が何をどうつないでいるのか、ご関心のある方はどうぞ。

 

stips.jp

 

自分の話がどういうふうに届いたのかもわかって、勉強になりました。

わたしのつたない話をうまくまとめてくださって、感謝です。