てつがくやさんの気まぐれ日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川えりのブログです。

家事は「一人分も二人分も一緒」ではない

よく「一人分つくるのも二人分つくるのも一緒だから」なんて聞きますが、

そして、わたしも一度ぐらい言ったことがある気がしますが、

最近、つくづく思うのです。

一人分と二人分って、全然ちがうよな〜って。

 

たしかにごはん作るとき、二人分つくるんですよ。

ひとりでも。

でも、ひとり暮ししてるときは、1回つくったらそれで2食まかなえてたから、作るのは2食に1回でよかったんだよな〜。

 

 

洗濯物もね、これはうちは今は夫担当だからいいんだけど、夫のMサイズのTシャツだって、わたしのキャミソールの3倍ぐらい面積あるし。

一緒に暮らし始めたころ、「一人分も二人分も一緒どころか、3倍やん!!!」って驚愕しました。

 

そしてわたしが今一番困ってるのが掃除。

ひとり暮しのときは狭い1ルームだったし、週に1回午前中の掃除だけで済んでた。

けど、いまは1部屋ですまないのでなかなか体力が行き届かず(同居人はよくも悪くも汚れに気づかず)、常に「あー、あそこ掃除しなきゃ」と気になる状態。

(前述のとおり料理する回数も増えたので、当然、キッチン掃除の回数も増える)

 

‥‥‥なんてことを、頼みの綱のブラーバさん(お掃除ロボット)に絡まったゴミを掃除しながら考えてしまいました。

 

といっても、わたし、家事きらいじゃないんですよ。

むしろ、好きなほうだと思う。

だけど、家事以外にもやりたいことはたくさんある。

わたしの「好き」はせいぜい1人〜1.5人分程度だったんだな〜と思う今日この頃。

 

こんなことを書いてる暇があれば、家事かそのやりたいことをしろよ!って感じですが、まぁ、これもわたしの研究テーマであるジェンダー関連の問題だよねってことで。

 

 

 

それにしても、ブラーバ、車輪を外して分解掃除できればお手入れ簡単で完璧やのに‥‥‥お気に入りだけどおしい(>_<)

 

 

モヤモヤからテーマをつくろう!@大元公民館

今日は、大元公民館にて「子育てモヤっとニコッとカフェ」。
みんなでモヤモヤをはきだし、そこから今後のテーマを探す、モヤモヤはきだし会をしました。
 
年末年始ならではのモヤモヤ、
今年(コロナ禍)ならではのモヤモヤ、
普遍的な子育てモヤモヤ‥‥‥
 
ひとしきり語り合ったところで、
ひとりひとり、自分が一番気になるモヤモヤを紙に書いて、投票。
おかげでたくさん“てつがく”の種となるテーマが採集できました。
 
モヤモヤが語りきれないほどある人もいれば、
年末年始はわりとニコニコだった人もいたし、
ある人の「夫のこういうところがモヤっとする〜」に共感したり、
反対に「それ、私がやっちゃってるわ!」という人がいて爆笑したり。
 
モヤモヤについて語るって、こんなに楽しいことだったのか!
ってぐらい笑いの多い時間でした。
 
今日参加してくれたのはリピーターのみなさん。
参加しはじめたころは
相手のモヤっとを自分がやっちゃってたり、
相手と自分のモヤっとポイントが異なることにやや戸惑いがみられた方も、対話を重ねるごとに、笑いながら一緒に考えることができるようになっている気がします。
 
これが、Dr.J(子どもの哲学を実践してるハワイ大学の教授)が言うsafetyなのかなぁ。
 
もちろん、この世のすべての笑いがsafeなわけではない。
偏見や差別を前提とし、再生産してしまうような笑いもこの世にはたくさんある。
そういう笑いはないほうがいい。
 
でも今日の笑いは、自分のモヤモとその奥にあるassumption(そもそも、前提)が、目の前の相手に通じたり通じなかったりすること自体を楽しめていた、偏見や思い込みを再生産するんじゃなく破壊する笑いだったという点で、いい笑いだったんじゃないかなと思います。
 

てつがくやさんの時間術?

1月3日から、2日に1回哲学対話の日々が続いています。
つまり、奇数日は対話。とても楽しい日々。
 
しかし、3日に1回対話生活だとできていたことがいくつか後回しになっているのも事実‥‥‥。
その後回しになっていることとは、ブログ、帳簿つけ、ブログ、掃除です。
 
まぁ、ふりかえりブログを書かなくても、前の実践で感じたことを次の実践に活かすということはできるのだけれども。
日々思うことを書き留めたい気持ちもあるし、
帳簿もこまめにつけないと後々大変だし、
仕事環境を整えるには落ち着きも必要。
‥‥‥というのが、今年はじめての反省=気づき。
 
これまで3日に1回の対話が自分にとってちょうどよいペースだと思ってたけれど、
対話の半分がオンライン化されて、ほんの少し余裕がでてきた。
でも、2日に1回の対話生活を続けるには、まだちょっと余裕が足りない感じ。
(あくまで持病持ち、兼業主婦のわたしのキャパでは)
 
オンラインとオフライン、
3日に1回の時期と2日に1回の時期、
織り交ぜならがらなんとか自分にとってベストなバランスを見つけたいなぁ。
 
持続可能なてつがくやさんのあり方をいつも探っています。