11月18日(月)は高島公民館の哲学カフェ、ふたばカフェでした。
テーマは、「なぜ買ってしまうのか?」
テーマに惹かれたのか、ふたばカフェで過去最高参加者数を記録。
いつもは長机5つで5角形に席を並べるのですが、急遽2つ追加して7角形の配置に。
最初にテーマに対して、「どういうこと?買わないと生活できないから、買うのは当然じゃないの?」という疑問がでてきて、この問いには「余計なものを」が隠れていることを確認。
その後、ストレス解消、ときめき、後悔したくないから、震災後の不安、忙しくて家にあるのを忘れちゃう、経済力の確認などなど、いろんな理由が出てきました。
そこから浮かび上がってきた、いくつかの問い。
- “余計なもの”って誰にとって?その基準は?
- 買う人の責任、売る人の責任は?
- “買う”ってどういうこと?(ギャンブルをするのも“買う”にあたる?)
ここから、日常の買い物から経済の仕組みまで、“買う”をめぐる様々な視点が出てきました。
「買うって私にとっては、お金を払うのが大事。お金が減るのにうれしいものなの!」という方から、「“買う”ってどういうことか、もう少しいろんな考えを聞きたかった!」という声も‥‥‥。
たしかに、ギャンブルを“買う”とみなすかどうかも人によってちがったし、“買う”という行為がどういう行為か、まだまだいろんな考えが出てきそうです。
わたしの“買う”はどんな行為かなぁ、と考えながら帰路につきました。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
次回のふたばカフェは、12月10日。
9月にわたしの体調不良で中止になったぶんの振替開催です(その節は申し訳ありませんでした。)。
テーマは、「人と比べるのは悪いこと?」。
事前申し込み不要なので、気軽にご参加ください。