昨日は、大雨の日の振り替えで、明石高専で今年度最後の授業でした。
(前期に1コマだけ「哲学概論」を担当させていただいてました。)
夏休み中にもかかわらず、哲学概論楽しい!という面々(数学教員と電子情報教員含む)が集まってくれました。
『中学生からの対話する哲学教室』をつかってテーマごとに哲学者の思想を学んだり、
みんながいつか直面するかもしれない技術倫理の問題をとりあげたりしてきましたが、
最終回は「テーマについて話し合う」。
テーマを何にするか迷いに迷って、オスカー・ブレニフィエの「こども哲学」シリーズより「どんなときでも、みんなを大事にすべき?」にしました。
- 作者: オスカー・ブルニフィエ,フレデリック・ベナグリア,重松清,西宮かおり
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2006/09/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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階段教室の彼方此方から、笑い声、響めき、「うーん」と考える唸り声が聞こえる。
グループを渡り歩いて様子をみていましたが、大丈夫そうなので、途中からわたしもグループにはいってみる。
鋭い問いかけがガンガン飛んでくる。
思考を揺さぶられる。
岡山から明石まで新幹線で通った甲斐があったなぁ。
今年は、常勤の先生2名も参加して、こちらの授業から取り入れたことをフィードバックしてくださったり、学校に哲学者がいる意義を教えてくださったりもしました。
昨年よりてつがくやさんの仕事が増えて通うのがキツイなぁって日もあったけど、来年も通えるといいなぁ。