まつかわえりのてつがく日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川絵里のブログです。

「『無理しない』ってどういうこと?」@ヒバリ照ラス

先週の水曜、6月13日はヒバリ照ラスの哲学カフェ。

テーマは「『無理しない』ってどういうこと?」でした。

 

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ヒバリで考える(4)「無理しない」ってどういうこと? | ヒバリ照ラス

 

ヒバリ照ラスのスタッフの方も交えて、仕事のことや友だちとのコミュニケーションなどの体験談から‥‥‥

「無理する」と我慢は同じ?ちがう?
「無理しないで」って言うのはどんなとき?
「無理しないで」って言われたらどんな気分?
自分で「無理してるな〜」と思うときは?
自分が無理しているかどうかよくわからないのはどんなとき?
なぜ海外の人は「無理」って言葉が嫌いなのか?

‥‥‥といった切り口が出てきました。

 

「無理しないで」という言葉をわりとよく使ってしまう私は、「せっかくやる気になっているのに『無理しないで』って言われると、ブレーキをかけられているようでいやだ」という意見に考えさせられました。

「無理」と決め付けると、できるかもしれないこともできなくなってしまうことを、「ガラスの天井」という言葉で指摘する人も。

一方で、自分で「無理だ〜」と思うこともあれば、自分では大丈夫なつもりでも後からふりかえれば周りの「無理してる」という判断が正しいと思われることも‥‥‥。

無理しているかどうかの判断って、本当に難しい!

 

でも、終盤に、面白い発見もありました。

ある人が親戚に言われたという「全力じゃなくて4割ぐらいでやるのがちょうどいい」という言葉。

その意味について検討するなかで、「いつも10割の力だとそれ以上の力は発揮できない。ふだんは4割ぐらいでやっておいたほうが(ゆとりがあるぶん、様々な経験を積めるので)、瞬間的に10割以上の力が発揮できることもあるのでは」という仮説が出てきました。

この仮説を聞くまで、私は、「無理する」っていうのは能力以上のことをしようとすることじゃないかと、なんとな〜く思っていました。

でも、この仮説の説明を聞くと、むしろ常に10割の力を出し続けるほうが無理をしているのかもしれない‥‥‥。

私のなかの「無理をする」のイメージがガラリと変わった瞬間でした。

自分の「あのころは無理してたな〜」という経験を振り返っても、たしかにそうなのに、なんで気づかなかったんだろう? 気づけてよかった!

参加者のみなさんが接木するように展開してくれた説のおかげです。

 

参加者のみなさん、ヒバリ照ラスのみなさん、ありがとうございました。

次回は、7月11日(水)19:30〜21:00に開催の予定です。

お金に関するテーマはどうかな?と相談しているところですが、さて、どんなテーマになるか‥‥‥お楽しみに。

 

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