まつかわえりのてつがく日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川絵里のブログです。

コミュニケーション・カフェ@フリーデザイン岡山

こんにちは。

今日は、フリーデザイン岡山で、「コミュニケーション・カフェ」をしてみました。

 

これまでフリーデザイン岡山さんでは、月に1度、誰でも参加OKなオープンスタイルで哲学カフェを開いてきました。

それはそれで楽しく、テーマについて対話しながら、施設と地域をゆるやかにつなぐという役割を果たしてきたのですが、1年以上続けてみて、コミュニケーションを実践的に学ぶという点では不十分な気も‥‥‥。

哲学カフェって、話すタイミングが難しかったり、話題があちこちに飛んだりしますからね。気軽にできるけど、そういう面では難しい。

そこで、しばらく奇数月は、内部の人に対象を絞り、まったりコミュニケーションについて学んだり話したりしてみることにしました。

 

今日は、ハワイのp4c(こどものてつがく)スタイルで、コミュニティボールをつくりながら、こんなことを聞いてみました。

  1. よんでほしい名前とその理由は?
  2. 安心するのはどんなとき?
  3. コミュニケーションって難しいな〜と思うのはどんなとき?

毛糸をぐるぐる巻きながら、ひとりずつ答えていきます。

よんでほしい名前ひとつとっても、好きなものから名前をつくる人、自分の外見の特徴から名前をつくる人、いつも呼ばれている名前でいいという人、あまりこだわりなくいくつか挙げる人、いろいろです。

 

「安心するのはどんなとき?」の答えは参加した人だけの秘密にしておきますが、コミュニケーションって難しいと思ったことは、個人情報に触れなさそうだし、参考までに(そして私の備忘録のために)書き残しておこうかな。

ざっとこんなのが挙がりました。

 

  • 相手と共通の話題を探すのが難しい
  • 相槌をうちながら話をきくのはいいけれど、こちらから話を展開するのが苦手
  • 話が続かない
  • ボキャブラリーが少なくて、自分の気持ちをうまく表現できない
  • 目上の人だと敬語で話さなきゃいけないこともあり緊張してしまう
  • 言ってる内容と態度がちがう人が苦手
  • 信頼できる相手ならいいけれど、そうでない相手だと難しい
  • 相手にどう思われるかいろいろ考えてしまう

 

10人ちょっといましたが、まだ毛糸の巻きが足りなさそうだったので、さらに質問を追加して2周目に突入。

  1. みんなの話をきいて、意外だったことは?
  2. みんなの話をきいて、「私も〜」と思ったことは?

「私も〜」と思ったことは「あれもこれも共感した」と複数挙げる人もいましたが、意外だったことはけっこうピンポイントでした。

 

私がおもしろいなと思ったのは、敬語で話すことについて。

「敬語だと話にくかったり仲良くなりにくい」と共感する人もいる一方で、「むしろ敬語のほうが話やすい」という人も!

全く異なる感じ方なので、両方の話が聞けたらいろいろ気づくことがありそう。

いつか敬語についてあれこれ話すのもやってみたいな。

 

それから、なかには、「共感しながら聞いたような気がするけど、誰のどんな話か忘れちゃった」という人も何人かいました。

これ、言ってくれて、すごくうれしかったです。

最初に誰か言ってくれると他の人も言いやすいし、こういうのを正直に言える関係のほうが安心して一緒に考えられるので。

あと名前も一度に覚えるのが難しかったので、私も含め、途中何度も「すみません、名前位もう一回教えてください」という場面がありました。

こういうのも言い慣れておくと、いざというとき聞きやすくなるんじゃないかな。

 

2周したところで、毛糸をぎゅっとしばってボールにして。(写真撮るの忘れた!)

名前を呼んでボール回しの練習してから、感想を話し合って今日はおしまい。

 

p4c-japan.com

 

次回は、今日何人かが難しいって言っていた、話題選びや話題づくりについて一緒に考えてみたいな。

中央公民館の「ゆとり世代のためのコミュニケーション講座」でも一度取り上げたけど、ちょっとやり方を変えてみようかな〜。

よりよい学びのために、私も試行錯誤させていただきます。