まつかわえりのてつがく日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする哲学者、松川絵里のブログです。

菅直人『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』

先月あたりから、インプット欲がむくむく湧いてきて、ブログをさぼって色々読んでます。

本代で膨らむ経費、やばい。(本代を経費にできちゃうのが、個人事業主のよいところですが、調子に乗ると危ないですね。)

 

先日、たまたま『シン・ゴジラ』のレビューが目に入り、突然読みたくなったのがこれ。

 

東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)

東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)

 

 

今更?

‥‥‥とも言い切れないのが残念ですね。まだ未解決の問題が山積みだもの。

 

あれだけの危機のなか、最高責任者が何を感じ何を考えたのか知りたくて読みました。

彼に対する批判や当時の記録などそれほど読んでいないので後で前言撤回するかもしれませんが、この事故が起こったのが、原発についていくらか「土地勘」のある人が首相のときだったのは、日本にとってラッキーだったな、と感じました。

菅さんが吉田所長を「この人は信頼できる」と判断したポイントだとか、避難区域が徐々に広がることのメリットだとかも興味深かったです。

 

 

ちょっと残念だったのは、「なかなか情報がトップに届かない。届いても不正確」という点について。

その仕組みづくりにも責任がある以上、言い訳にはならないと思う。

脱原発だけじゃなく、情報伝達・共有の仕組みについても、ご経験から「こう改善すべき」というご意見が聞きたいところですが、「現場主義」らしいので無理かなぁ。

 

もうひとつ、「政府は正確で確実な情報だけを伝えるべき」という点については、いろんな人の意見を聞いてみたい。