まつかわえりのてつがく日誌

はなして、きいて、かんがえるをお手伝いする〈てつがくやさん〉、松川絵里のブログです。

ふたばカフェ「自分らしさって何?」@岡山市立高島公民館

岡山市立高島公民館で、平日午前中に哲学カフェをしています。

主な対象は、子育て中の女性ですが、誰でも参加OK!男性の参加者もちらほら。

「ふたばカフェ」という名前は、参加者で、企画ミーティングにも参加してくださっている方がつけてくださいました。「私たちも、まだまだいろんな可能性があるよ」という思いがこめられています。

 

f:id:e-matsu145:20171130173950j:plain

ふたばカフェ 2017年度秋期チラシ

 

11月16日のテーマは、「自分らしさって何?」。

短所などネガティブな側面も「自分らしさ」に入る?

自分らしさは発見するもの? つくっていくもの?

‥‥‥などなどの切り口が出てきました。

 

なかでも、印象的だったのが、こんな2つの説。

  1. 自分らしさは、年輪のように少しずつ作られていくもの。日当たりのように環境がよければどんどん育つけど、環境が悪いとあまり育たない。
  2. 自分らしさは、玉ねぎのように無駄なものが剥ぎ取られて現れてくるもの。でも、剥きすぎるとなんにもなくなっちゃう???

少しずつ増えていくのか、削ぎ落とされて現れるのか‥‥‥正反対のイメージでおもしろい!

 

あと、自分らしさの捉えにくさについて、「他人からみたその人らしさと、自分で感じる自分らしさはちがう」という指摘も鋭かったなぁ。

私なんて、写真のなかの自分をみるたびに、脳内で思い描いているよりふた回りぐらい小さくて、びっくりしちゃうもん。

かといって、他の人からみた自分が正しいのかというと、うーん‥‥‥他の人から「これ、あなたらしい」と言われたものに違和感を感じることもあるから難しい。

「だったら、自分らしさなんて、いらないじゃん」という人もいれば「『自分らしい』って言葉は、ポジティブに使いたい」とやっぱり良さや必要性を感じる人もいる。

今度「自分らしさ」について考えるなら、「自分らしさって必要?」というテーマでやってみようかな。

 

午前中の対話のあと、午後からは集まれる人に集まってもらって、1〜3月の企画ミーティングを開きました。

f:id:e-matsu145:20171116145848j:plain

みんなの都合や希望も考慮して、日程とテーマの組み合わせを決めます。


もともと、女性応援講座の1コマとしてはじまった、岡山市立高島公民館の哲学カフェ。

こんなふうに、参加者のみなさんと一緒につくっていけることも、そうやって「地域の人の、地域の人による、地域の人のための学び場」と言われる公民館の趣旨にぴったりの活動ができることも、とてもうれしく、大事にしていきたい活動のひとつです。