最近忙しくて、いろいろレポートが下書きのまま溜まってしまっていますが、
昨日は、岡山芸術交流のパブリックプログラム。
哲学書のことばに触れ語り合うテツドク!が開催されました。
今年の岡山芸術交流のタイトルが「もし蛇が」で、
哲学で蛇といえばなんだ?と考えた結果、
恐る恐る出した企画が通ってしまったものの、
実はニーチェのなかで最もわけわからんとおもって避けてきた本。
こんな機会がなかったら、一生ちゃんと読まなかったかもしれない。
おかげで、なんとか自分なりにツァラトゥストラと格闘することができました。
蛇の印象やツァラトゥストラとの関係がシーンによってちがうこと、
「わたしがそれを欲したのだ」なんて思えないこともあるのではという疑問、
永遠回帰の思想のもたらすキツさと希望、
などなど。
言われてみれば、たしかにそこは気になる!
というポイントがいくつか参加者のみなさんから出てきました。
よし、それならばもう一度!
‥‥‥と、もう一度ツァラトゥストラの旅を最初からたどるかどうか、
たどるとしたらどの翻訳でたどるか、
ちょっと迷っています(笑)。
けど、久しぶりにニーチェとふれあい、学生時代には気づかなかったニーチェのかわいさも感じられたりして、よかった。
この機会をくださった岡山芸術交流のみなさん、
おつきあいくださった参加者のみなさん、ありがとうございました。